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すっかり八ヶ岳も冷え込んで来て、日中でもドームハウスの煙突からはモクモクと。

次なるドームハウスも、これまでの常識を打ち破って新たなドームハウスにチャレンジ。

やがて、その先は「空飛ぶドームハウス」へ。

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ドームハウスは、三角パネルを組み合わせた幾何学のジオデシック(球体)構造であり、これは現代のレオナルドダヴィンチとも称されるバックミンスター・フラー(1895年7月12日 - 1983年7月1日)博士によって生まれたもの。

「より少ないもので、より多くのことを成す」

というコンセプトで生み出され、この理論を応用していくと、まるでSF映画の世界のような現象を現実に作ることができます。

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その1つが、フラーがデザインした「クラウド・ナイン (浮遊都市)」。

ドームハウスの構造体は、ある一定のサイズを超えると巨大な球体の中の暖められた空気によって、その構造体そのものが空中に浮遊するという計算式があります。

直径30mのジオデシック球体は、構造物の重量が3トンで7トンの空気を内包します。この空気と構造物の重量比率は約2対1となります。

これが直径60mの球体にした場合、空気の重量は56トンにまで増加するのに対して、構造物の重量はわずか7トンしか増加しません。

この時の空気と構造物の比率は8対1となります。

さらに直径を倍の120mの球体にすると、構造物の重量は15トンに増加するのに対して、内部の空気の重量は約500トンにまで増加します。

空気と構造物の比率は33対1となります。

つまりジオデシック球体(ドームハウス構造)は、直径(ボール)の大きさが大きくなればなるほど、少量の構造物だけで最大の空間を作れるようになり、その内部に「空気」を大量に内包できるようになります。

仮に直径800mの球体とした場合、内部の空気が非常に膨大となり、空気と構造物の比率は1000対1となります。

すると、構造物そのものの重量は相対的に無視できる大きさとなります。

このサイズの球体を表面材のない完全開放型のアルミニウムフレームで作ると、太陽光線がフレームの間を通り抜け、反対側の凹面状の球面を構成するアルミニウムの構造部材に反射して球体の内部に戻り、内部の大気を徐々に適温まで暖めます。

球体内部の温度が華氏1度上昇するときに球体から押し出される空気の重量は、球形フレームのジオデシック構造物の重量より大きくなります。

これは内部の空気の重量と構造物の重量の合計が周囲の同体積の大気の重量よりもずっと軽いことになります。

つまり、ジオデシック球体とそれを内包する空気の集合全体が、周囲の重い大気を押しのけて空に向かって浮遊する状態が起こることを意味しています。

この原理は、渓谷にかかる大きな霧の層に太陽光線が当たると、霧の層の内部の空気が暖められて、霧の層が空高く漂う・・・いわゆる

「雲が作られる原理と一緒」

であります。

ジオデシック球体は、直径が800mを超えると雲のような浮遊可能な構造になるというのが、フラー独自の理論であり、計算上は実現可能なことのようでした。

この空飛ぶ球体型の大都市は、何千メートルであろうとも望みの高度にキープすることも可能であり、何千人もの乗客を収容できると言われています。

天空の城ラピュタは、決して夢物語ではなく、古代の地球、はたまた地球以外の惑星ではこういった技術が当たり前に活用されており、神聖幾何学を使った1つのフリーエネルギー理論であります。

人口の増加と都市化が進み、地表の大地のみで人類が生息するのは、地球にとっても負荷が大きいことであり、そう遠くない未来に地球人は空中都市によって生活をしているかもしれません・・・。

なーんて、空の上の生活は夢の1つなので空飛ぶドームを目指して一歩ずつ。