糸魚川縄文トリップ。
古代においても現代においてもヒスイの都であり、縄文時代の中心地の1つであった新潟県の糸魚川。
この大切な地で
「縄文体験」
という企画で、本物の縄文遺跡にて火おこしから食事作り、夜のセレモニー、そして竪穴式住居に泊まるという究極のサバイバル体験を開催。
セレモニーは古代のセレモニー遺跡をそのまま活用し、ディジュリドゥ奏者のKNOBさん、笛奏者の雲龍さんをお招きしての時空を超えた素晴らしい時間であり、言葉には表現できないほどの感動を受けました。
そして、明らかにその場にいた以上に多くの存在がギャラリー、ゲストとして参加していました。
目には見えないけど、様々な目には見えない存在とともに大切な時間を過ごせたように思えます。
セレモニー前は、今にも大雨が降りそうな雨雲であったのが、演奏が始まってから徐々に雲が消えていき、演奏後には誰もがアッと驚くほど満天の星空と美しいお月様の出現。
糸魚川のヒスイの女神である奴奈川姫様をはじめ、これまで繋いできた様々な神々の祝福を受けたように思えます。
10月22日の即位式には静岡市を訪れ、そして今回糸魚川を訪れ、フォッサマグナを通して間にいる八ヶ岳の民として、太平洋から日本海がつながったようにも思えました。
そして、八ヶ岳と糸魚川は、はるか6000年以上も前からヒスイを通して交易があり、すでに民族としては繋がっていましたが、時を超えて今、再び縄文ネットワークが再構築されています。
縄文は、地球とも宇宙との繋がっていた時代。
このネットワークがこれから日本、世界へと広がっていくことを糸魚川の地ではっきりと感じました。
さらに人生初というか、もう滅多にないとは思いますが、竪穴式住居への寝泊まり。
天然素材100%の住居、床は土、もう最高のアーシングであり、中は想像以上に気持ちの良い空間でしたが、夜半から大雨となり、自分が泊まっていた竪穴式住居だけ、ピンポイントで雨漏りがして、さらにピンポイントで自分の顔面に雨しずくがポツリ、ポツリ。
雨が強まるにつれて雨漏りも増えて、あっちこっちにモゾモゾと寝袋を移動しながら、結局入口のすぐ目の前に落ち着き、ほぼ雨風にさらされながら力尽きて就寝。
竪穴式住居というか、半分野宿に近い状況でしたが、意外にも寝起きスッキリ、1日元気でした。
これもまた、これから何が起こるかわからないサバイバル時代において、とても大事な体験。
百聞は一見にしかずと言いますが、1つの体験は百見以上の価値があり。
さぁ、いよいよフォッサマグナのラインは繋がり、糸魚川も完全に開いたので、これから本番の時代を突っ走ります。