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本日27日の0時06分から、射手座の新月となりました。

新月は新たなスタートのタイミング。

せっかくなら言葉にして取り組みたい目標、実現したい願いや夢を紙に書くと、それが現実化するのに適した期間とも言われています。

ただ、個人的に気になるのは、今日の新月から1週間経たずして起こる、12月3日の木星の山羊座入り。

約1年かけて各星座を旅する木星は、通称ラッキースターと名付けられるほど、幸運の星の象徴であり、木星が動くと個人も社会も大きく影響を受けるケースがあります。

2020-2025 GRAN MUTACION

しかも、12月3日の木星山羊座入りは、とにかくスペシャルのようで、木星が山羊座に入ることで、山羊座には木星の他に、土星、冥王星の3つの惑星が集結するそうです。

通称「トリプルコンジャンクション(木星・土星・冥王星)」

と呼ばれるもので、これは前回は蟹座で1681年に起こった以来とも言われているので、実に340年ぶりのビッグイベント。

この12月頭から約1年かけて、これら3つの星座が急接近を繰り返します。

“天空のサンタクロース”

という異名も持つラッキースターの木星と、安定や土台、そして試練ももたらす土星、この2つが同じ星座に揃うだけで

“社会的な変革”

が起こると言われる中、さらに破壊と再生の冥王星まで仲間入り。

2020年からは、大きく常識や社会が変わっていくことが予想され、特にその完全な狼煙(のろし)、スタートともなるタイミングが、今から約1年後の

2020年12月22日。

この日に水瓶座で木星と土星が完全に重なる

「グレートコンジャクション」

という天体イベントが起こります。

グレートコンジャクションは、20年に一度の周期で起こるものであり、前回は2000年5月牡牛座で起こりました。

翌年には911のテロが起こり、中間地点の10年後には311。

この20年の世界的に大きな2つの出来事は、それ以前の社会と人々の意識を大きく変えるきっかけになったと思います。

いよいよ2019年12月3日に木星が山羊座に動くことで、宇宙の流れとしては変革期へと突入し、そして2020年冬至明けの12月22日に木星と土星が水瓶座で重なることで、本格的なアクエリアスの時代、さらには

「風の時代」

の200年が始まります。

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木星と土星が重なるグレートコンジャクションは、20年の短期周期で星座を変えるだけでなく、200年の長期周期でグレートコンジャクションが起こるエレメントの属性も変わります。

1600年代から「火の時代」が200年続き、文化や思想の革命の時代となり、1800年代からは産業革命を筆頭に物質主義、現実主義の「地の時代」が続き、今は次の「風の時代」と「地の時代」の間の最後の「地の時代」が1981年から始まり、いよいよ次なる200年の「風の時代」が2020年12月21日から始まります。

「風の時代」は、もっと精神性などが重視される時代であり、これまでに物質主義に偏った考え方や価値観が見直され、より統合的な社会や文明へと変化していくことでしょう。

そしてイギリスから始まった産業革命の波もひと段落し、次なる風の時代の精神を伝える

「意識革命」

は日本から。

だからこそ、トリプルコンジャクションの中の2020年にオリンピックが日本で行われることにも宇宙の意図があると思います。

2019年12月3日の木星の山羊座入り、トリプルコンジャクションのタイミングから、日本の持つ世界への役割はますます大きなものへとなっていくことかと思います。